この日の貸切ライブは木村カエラのファンの集い。
その名も「今夜はカエラナイト!」。
幹事さんが大ファンで「木村カエラ曲をみんなで生バンドで歌えるイベントをしたい」という事で実現。
集客は某SNSの木村カエラのコミュニティ。
カラオケ大会はあっても生バンド大会は中々聞いたことがない。
それも、我々バンドはカエラ曲を「タイムマシンにお願い」くらいしか知らない状態。
あらかじめ資料をもらって練習。
今回の課題曲は15曲。
聴いてみるとシンプルなロックだが、実によくアレンジされている。
「4人バンドでどうやって再現しようか?」と思考錯誤の日々。
そして、いよいよ本番の日。
このイベントのスタッフの人も全員ネットで知り合った有志の皆さん。
もちろん木村カエラの大ファンだ。
スタッフの人々が「イベントの成功を!」という熱い思いとともにキビキビと準備。
(この日のために新しいデジカメを買ったスタッフさんも!)
我々バンドもサウンドの最終チェック。
開場とともに若者がドンドン入場。
(ほとんどが20歳代前半の人か?)
幹事さんの仕切りのもとでいよいよスタート。
まずは「Beat」でスタート。
ボーカルさんがバンドを引っ張ってくれるので助かる。
あらかじめ、参加者がネット経由で歌いたい曲をリクエスト。
(もちろん観る専門の人も多数参加していただいた。)
それをもとに幹事さんがプログラムを決めて来られた。
ボーカルさん、楽器で参加の人が自分の出番の前の曲にはスタンバイ。
じつにスムーズな進行だ。
だんだんと熱狂度が増していく。
灯を付けたのはバンド活動で活躍中のシンガー。
場内を総立ちにさせて大熱唱。
ギタリストもギンギンのディストーションサウンドで決める。
そうなるとあとは加速するばかり。
皆さん、木村カエラファンの実力発揮だ。
曲によって振り付けもピタリ。
ほとんどの人が初顔合わせだというのに、木村カエラの名のもとに一瞬にしてフレンドリーに。
休憩時間には隣の人と自己紹介。
益々広がるカエラ族の輪。
中にはご夫婦で楽器参加の人も(なんと娘さんもカエラ族!)。
以前に貸切ライブをやってもらった人も参加されていた。
全3ステージで合間に休憩30分。
スムーズに進んだので予定外の飛び入りタイムもあり。
ラストはお客様の後押しで、幹事さんがドラム、そして歌に登場。
総立ちで迎えたフィナーレ。
皆さん、本当にイキイキとした表情。
幹事さん、スタッフの人も満足感で一杯。
ひとつの目的をもとに、参加者の皆さん・スタッフの人が一体となった素晴らしいイベント。
遠くは大阪や千葉の鴨川から来られたそうだ。
これだけの人を惹きつける木村カエラ姫はやっぱりスゴい。
カエラ族の皆さん、益々盛り上がって下さい。
この日の演奏曲
「BEAT」
「Yellow」
「Swingin London」
「Untie」
「Snow Done」
「You」
「Level42」
「Tree Climber」
「You Know You Love Me」
「リルラリルハ」
「ワニと小鳥」
「Twinkle」
「誰」
「happiness」
「Magic Music」
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